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山形市の新築一戸建ての正しい選び方

管理者

「新築一戸建ての選び方ってどんな?」

この記事では、山形県にて新築一戸建ての購入を検討している方向けに正しい選び方について解説しています。

最後まで読んで頂ければ、間違えない新築一戸建ての選び方が理解できるようになります。

一戸建ての購入を検討している方は続きをお読みください。

新築一戸建てに住むメリットとは?

ここでは、新築一戸建てに住むメリットを解説していきます。

新築一戸建ては、完成済みの建物と土地がセットで販売されている住宅商品。

建物が完成した状態で販売開始される物件もあれば、建築途中の段階から売り出しが始まる物件もあります。

建売住宅とも呼ばれていて注文住宅とは違い、仕様や間取りを変更することは基本的にできません。

しかし、注文住宅に比べて価格が安く、新築ならではの最新の設備などが完備された住宅に住むことができます。

注文住宅に比べて安い

建売住宅は注文住宅に比べて価格が安い場合がほとんどです。

建売住宅は基本的なコンセプトが決まっており、仕様や間取りが画一的なので、材料を大量注文してコストを抑えています。

建築しやすい設計になっているので、建築工期も注文住宅に比べて短く人件費も抑えられているため、注文住宅に比べて総コストが安くなる。

しかし、間取りや仕様は自分では選ぶことができず、すでに完成した住宅を購入することになります。

住宅へのこだわりが強い方には建売住宅は向いていない。

ただし、多くの方が好む一般的な仕様や間取りになっている場合が多いので、売却をする際は多くのお客様に好まれ、売りやすいと言ったメリットもあります。

最新の設備や耐震性がある

住宅の設備は毎年新しい商品が発売され機能性・使い勝手などが良くなっています。

建売住宅は購入者のニーズに合わせて設備を導入しているので、最新の設備が備わっている場合がほとんどです。

設備は目に見える部分でキッチンやお風呂などの設備は年々良くなっていて、機能性や使い勝手が良くなっています。

例えば、お風呂は保温性の高い浴槽や、床は水はけがよく冬場にひんやりとしないような床材が標準仕様です。

また、目に見えないところだと、住宅の構造部分の進化も日々行われています。

地震に対する建物の強度を示す耐震等級は、新築戸建は最高等級3が一般的。

2020年ごろまでは少なかった断熱性能の高いZEH住宅が最近では標準になってきている。

耐震性能が高いと、大きな地震が来た時に安心ですし、断熱性の高い住宅は冬はあったかく、夏は涼しいのでエアコンなどの光熱費も安く抑えられるなどのメリットがあります。

※「ZEH住宅」とは簡単に言うと省エネ住宅で、「断熱」「省エネ」「創エネ」によって年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指し、地球温暖化対策として国が推奨している住宅。

今のライフスタイルに合わせたデザインと間取り設計

人々のライフスタイルも変われば、住宅の間取りやデザインも変化します。

新築一戸建ては時代のライフスタイルに合わせた間取りやデザインを日々研究して取り入れています。

和室の需要が減って「全室フローリング」になったり、キッチンとリビングの隔たりをなるべくなくした「オープンカウンターキッチン」が建売住宅も標準的な間取りになっています。

また、新型コロナ以降、在宅で仕事をする人が増え、書斎スペースやリモートワークができる環境を整える新築一戸建ても増えてきました。

建売住宅を購入するメリット

建売住宅は完成した住宅を購入前に確認することができるので、完成後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することもありません。

注文住宅の場合はまっさらな状態から完成した住宅を想像しなければならないので「思ってたのと違った」ということがあります。

また、完成済みの物件を購入するので、契約後短期間で入居することが可能です。

注文住宅の場合は土地を購入してから少なくても半年以上は完成までに時間がかかります。

半年以内に引越しがしたい方には建売住宅を選ぶのがおすすめ。

新築一戸建ての正しい選び方

山形市内にたくさんある新築一戸建て、どこから選んだらいいのでしょう。

物件選びで重要なのは「3つのP」を順番通りに選ぶことです。

「Price(価格)」

「Place(立地)」

「Plan(間取り)」

ここでご紹介する選び方をすればあなたにピッタリな新築一戸建てに巡り合えるでしょう。

価格で選ぶ(Price)

まずはご自分達の予算を決めて、物件を絞りましょう

新築一戸建ての価格も山形市内でも2000万円台から5000万円を超えるものまで様々。

立地の良い物件や土地や建物が大きい物件ばかり探して、自分たちの身の丈に合わない物件を買ってしまうと大変なことになります。

住宅購入のために出せる自己資金を確認し、住宅ローンがいくらまで借入可能で、返済可能かを調べて予算を決めましょう。

自分達がどれぐらいの新築一戸建てが購入可能なのかを知るのは、新築一戸建ての正しい選び方の第一歩になります。

住宅ローンがいくらまで借入可能なのかは物件を選び始める前に金融機関もしくは販売会社に相談するとよい。

物件を選んでから、住宅ローンの申込みをしたら借入が出来なかった場合、それまでの努力が水の泡になってしまいます。

立地・周辺環境で選ぶ(Place)

どんな立地の物件に住みたいかエリアを絞りましょう。

立地や周辺環境で何を重視するのかは人によって様々です。

電車を使う人は駅までの距離が重要になり、子育て環境を重視したい人は車が少なく公園が多いエリアが重要になる。

立地・周辺環境で選ぶ際の代表的なチェック項目です。

  • 通勤・通学の距離と時間
  • 小中学校の学区
  • コンビニ・スーパーまでのアクセス
  • 騒音の有無(幹線道路・電車・工場など)
  • 治安が悪くないか
  • 水害・土砂崩れの恐れ
  • 隣人はどんな人か

建物は後からリフォームや建て替えが可能ですが、土地は後から変えることはできません。

立地・周辺環境は新築一戸建ての選び方において非常に重要な要素です。

間取り・広さで選ぶ(Plan)

予算とエリアが決まったら、どんな建物がいいのかを決めていきます。

設備などは基本的にどの一戸建てでもそれほど差はないので、まずは間取りと広さから選んでください。

広さや部屋数はご家族によって異なります。

広さや間取りは今のことだけではなく、将来のことも視野に入れて考えるようにしましょう。

今は夫婦2人だけどお子さんが増える可能性がある場合や、親御さんが一緒に住む可能性がある場合などは、将来必要になる部屋数や広さも頭に入れて、間取りや広さを選ぶ。

また、車を日常的に利用される方は、駐車スペースも大事です。

車が停められる台数や停めやすさも考慮してください。

一戸建てを選ぶ時の注意点

「予算をちょっと無理してしまった」
「家の周りが夜になると真っ暗」
「買った後のアフターサービスをちゃんとしてくれない」

新築一戸建てを購入したあとに、このような後悔の声をよく聞きます。

購入した後に後悔しないように新築一戸建てを選ぶ際に陥りやすい落とし穴と注意点をご紹介します。

資金計画は無理なく

住宅購入において資金計画は非常に大事です。

資金計画が身の丈に合っていないと、住宅ローンの返済ができなくなるような一大事にもなりかねない。

将来思いがけないことで収入が減ってしまうということも考えられます。

資金計画は背伸びをするのではなく、無理のない範囲で計画するのが大事です。

借入可能額はおおよそご年収の5〜7倍が一般的。

毎月の返済可能額は、賃貸住宅に住んでいるのなら家賃を参考にしてください。

月の収入の25〜30%以内にしておくのが理想的と言われている。

借入期間を短くしたいという方もいらっしゃいますが、借入期間はなるべく長くして、毎月の返済額を少なくすることをお勧めします。

万が一収入が減ってしまった場合、返済額を減らしてもらうことはできません。

住宅ローンは毎月の返済額を少なく組んで、余裕があれば繰上げ返済をすればいいと思います。

内覧だけではなく周辺環境もチェック

物件選びをする際に建物の内覧は必ず行い、建物に不具合や傷などがないかチェックします。

しかし、周辺環境のチェックをおろそかにしてしまう人が多くいます。

新しい一戸建てでの生活は家の中だけではありません。

周辺の環境のチェックは必ず行うようにしてください。

周辺環境のチェックポイントです。

  • 毎日通う駅やスーパーまでの道のり
  • 家の周りにどんな人たちが住んでいるか
  • 夜の周辺環境は昼間と違いはないか

周辺環境を住む前に全て把握することは難しいですが、今ご紹介したチェックポイントは最低限行うようにしましょう。

自然環境による災害の可能性は自治体などのハザードマップで確認。

売買契約時に不動産会社や販売会社から説明があると思いますが、その前にご自分でチェックしておくことをお勧めします。

販売会社を調査する

販売会社がどのような会社なのかを調べることも大事です。

新築戸建てを購入後、建物に不具合があったときにちゃんとアフターサービスをしてくれるのは販売会社。

購入後に販売会社が倒産してしまって、アフターサービスが受けられないこともあります。

販売会社が倒産してしまうかどうかは調べることは難しいですが、その可能性が高い販売会社からわざわざ買う必要はありません。

全国的な規模の大きな会社であれば、倒産リスクやアフターサービスをやってくれないリスクはそれほどありません。

地元の会社が販売してる場合は、建売住宅の実績がどれぐらいあるのかを見れば、ある程度の安全性は判断できると思います。

売却するときのことも考えておく

新築一戸建てを購入しようと思っている方の多くは、その家に一生住むつもりでいます。

しかし、実際は多くの方がその一戸建てを売却しています。

「思いがけない転勤や転職があった」
「親の介護のため実家に一緒に住むことになった」

など想定外のことで、家を売ることになるということがあります。

購入するときに、売却のことも頭に入れておくと、いざというときにパニックにならずにすみます。

購入しようとしている戸建は、将来売りやすいかどうかも念頭において物件選びをしてください。

新築一戸建て購入で優先的に考えたいこと

たくさんの物件を選んでいると、どんな物件がいいのか分からなくなってきます。

新築一戸建て選びをするときは、条件に優先順位をつけてください。

条件をすべて満たす物件はなかなかありません。

物件を探している人の中には、条件がたくさんありすぎて「そんな物件は存在しません」という物件を何年も探し続けている人がいます。

条件でも「絶対に外せない条件」と、「あったらいいなという条件」もあると思います。

条件に優先順位を付けると、物件選びで迷わず正しい選択が出来ます。

ここでは、物件選びの優先順位の付け方をご紹介します。

理想の住宅を想像する

「こんな一戸建てに住みたいな」という理想の一戸建てを想像して、条件をなるべく細かく挙げてください。

この際は妄想を膨らませて、予算はあまり気にしなくて大丈夫です。

細かい条件や妄想的な条件でも意外に重要なケースも。

これらの条件は忘れないように、紙などに書き出しておいてください。

なぜ新築戸建てを購入したいのかを考える

理想の住宅の条件を書きだしたら、「なぜ新築戸建を購入したい」と思ったのかを考えます。

「親の近くに住みたい」という理由なら立地が大事になりますし、「子供部屋が欲しい」という理由なら間取りが重要になります。

新築戸建を購入したい理由は一つだけではないと思いますので、思いつく理由をすべて挙げてください。

条件に優先順位をつける

最後に条件に順位を付けていきます。

まず、新築戸建てを購入したい理由の中で優先順位をつけます。

そして、その理由に関連する理想の住宅の条件を選びます。

また、その条件の中で優先順位を付けています。

条件に優先順位を付けていくと、不要な条件は削っていきます。

さらに、優先順位の上位の条件で「絶対に外せない条件」を選んでください。

ここで大事なのは「絶対に外せない条件」を満たさない物件は購入してはならない。

購入の検討をしていると、購入しないといけない雰囲気に駆られて、慌てて購入してしまう人がいますが、あとで必ず後悔します。

ここで作った優先順位をもとに物件選びをすれば、あなたの理想に近い物件を選ぶことができると思います。

山形市の新築一戸建ての正しい選び方!まとめ

新築一戸建ての購入を検討している人のほとんどが、どのように選んでいいのか分からないまま購入しています。

新築一戸建ての購入は人生で一番大きなお買い物です。

購入した後に後悔して欲しくありません。

新築一戸建てを正しく選ぶには「3つのP(価格・立地・間取り)」を基準に物件をみてください。

また、「なぜ一戸建てを買おう」と思った理由を明確にして、自分たちにとってどんな条件が重要なのかを順位付けして選べば、間違った物件を購入してしまうことはなくなります。

また、購入前に無理のない資金計画と周辺環境のチェック、また販売会社も信頼できる会社かどうかを調べることによって、失敗のない住宅購入ができるはずです。

この記事を最後まで読んでいただいた方は、もう、新築一戸建て選びで失敗することはありません。

ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考に、あなたにぴったりの新築一戸建て選びをしていただけれたらと思います。

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アセット東北のマドンナ 鳩子が、皆さんに不動産にまつわるお役立ち情報や基礎知識、よくあるご相談を「分かりやすく」お届け!
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